山崎先生は、密教教学の碩学であり「阿字観瞑想」の世界的な権威です。平成十六年から平成二十二年三月までの六年間、大学教授・大徳二百数十名に向けて大日経・曼荼羅・阿字観の奥義を講義。
十一月には、真言密教の教相・事相の奥義を『山崎泰廣 講伝 伝授録』全三巻を刊行されます。その校正作業のために、この度の交響博にはご参加いただけませんでしたが、ビデオレターにてメッセージを頂きました。
第六回夢・地球交響博おめでとうございます。
密教は、宇宙から地球を見下ろしたような宗教で、二十一世紀、五十世紀の先まで見通しています。最近ダークマターという目に見えない宇宙物質の研究が進められていますが、密教では既に解明されています。
その視座から地球を見ると、日本にはいくつも素晴らしい所があります。これからの日本がどうしたらよいかを二つ申し上げます。これだけでも日本は活性化するはずです。
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著書:『密教瞑想法』(永田文昌堂)/『密教瞑想と深層心理』(創元社)/『山崎泰廣 講伝 伝授録』/『阿字観瞑想入門』(春秋社)/『SHINGON』(英文・SHAMBHALA)/『Shingon Meditation』(英和・六大新報社)/『阿字観』(ビデオ・高野山出版社)
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日本人は米で活力を
長年米を主食にしてきた日本人が終戦によって、米から変えました。これほど主食を変えた民族はいないと思います。
世界的な異常気象で食料が減少し、人口は急増していますから、食糧難になります。ロシアは小麦の輸出を止めました。日本もそのうち輸入が難しくなってくるでしょう。日本の自給率は三十八%。減反しても米が余っており、お米を牛や豚にも食べさせています。
日本人が一日二食は米を食べると、まず活力になります。減反して農家を潰すために税金を使っております。一人一人が自覚することです。
若者に仕事を与えること
企業が海外へ進出し、技術も海外に出てしまっています。日本の若者がこれから頑張ろうという時に、仕事がない。仕方なく大学院にいる。こんなばかなことはありません。
目がキラキラしている若者がいれば、国は五十年百年凛としているのです。若者に百%仕事を確保させることです。
宇宙と繋がること
科学の発展につれて、科学を使いこなす人間に進化してしかりなのに、便利さは大いに結構ですが、環境を破壊し、人間性も退化しています。
これは何故かというと、自然と断絶しているからです。その繋がりを取り戻すために、誰でもできる方法に阿字観があります。阿字観の中には、膨大な全仏教を凝縮した教理と実践法が詰まっています。

宇宙根源のビッグバンの「ア」の声です。これは真言の王様です。
「ア」の声を唱えると、宇宙とまず声によって繋がっていく。そのうち呼吸によって会話していく。そして、今まで作っていた殻が破れて意識が大宇宙と交流を始めます。
そうすると、ちっぽけなごちゃごちゃしたことに悩んだり苦しんだりすることがばかげてくる。世界の情勢から日本の情勢が、自分の今やるべき事が見えてきます。
残念なことに、インドではなくなりましたが、日本ではこのような良いものを大事に大事に研究し体験しつくして伝えています。木原理事長も阿字観は良いと言われています。
日本の中にある密教は、これから人類の共同共有の遺産として世界の人にもして頂きたいです。
木原理事長は、すさまじい情熱で国づくり人づくり運動をしています。
私もこの情熱にほだされて相談役にさせて頂いています。皆さんもおおいに実践して、よい人生を送って頂きたいと思います。
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阿字観道場 開設 超ご多忙な山崎泰廣先生を講師にお招きして開催した阿字観の講義(2004年) 混迷する先の見えない時代だからこそ、人が人として生かされる根源の本質に立ち還る時です。宇宙リズムに即応した人間の可能性を目覚めさせる修行の道場です。 |
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山崎泰廣先生との対談 山崎泰廣先生と木原理事長が高野山で対談『21世紀を開く密教の心』(2005年) |
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