人間の精神性が荒廃していると言っても、それを自覚している人は少ない。
しかし、この無意識的な荒廃が、人間自身を苦しめているのも事実である。
何をするにも、まず人づくりが最優先ということで、財団が推進する人づくり構想は3つの柱がある。平成元年に木原理事長との出逢いから23年。その奥義を学び実践し、現在は自らも教授として全国を飛び回る山内副理事長が、3つの人づくりの概要を紹介した。
幸せや成功できる生き方を身につける「運命創造学」
人は、豊かで、家族が円満でみんな元気で、生きがいをつくりたい、精神的にも元気でいたいと思います。
そしてこれからの時代に、幸せをどう創るのか。運命はどんな風に出来あがっているのか、いのちが喜ぶ生活とはどういう生活なのか、どういう境地なのか? その根っ子を教えているのが運命創造学です。

私は学び初めて23年目ですが、ショックと感動の連続でした。運命創造学は勉強ではなく、人生づくりそのものだからこそ、現在まで続いています。
学んで1年目。どんなセミナーに出かけてモティベーションがかかっても、終わって1カ月もたつと元に戻って悩んでいる自分でした。ところが、なぜ戻るのか、その明確な答えが運命創造学にありました。
しかし3年目、会社がどうしても思うようにいかない。そこで悩んだ末、「先生、もう(会社を)辞めます」と。ところが先生は「あなたの思うようになっている、全てのことが」といわれました。私が怪訝な顔をしていると「あなたは今、色んな事が思うようにならないと思っている。」
「はい。」「だから思うようになってないだろう」「・・・!」
もう、返す言葉がありませんでした。これだけ頑張っているのに・・・
そこで、先生が教えてくださったある事を毎日やっていると、ある時憑きものがとれたように、「そうだ、今ぶつかっていることは自分にとってありがたいことである、これを越えられなかったら、私は会社を経営できる人間になれない」という境地にたどり着いたのです、のたうち回りながら行き着いた答えは自分の中にありました。不足不満の心が、現実を創っていたことに気づかされました。涙がぽろぽろ落ちて、等身大の自分を知った瞬間でした。
世の中には良い勉強はたくさんありますが、根っ子がありません。運命創造学の凄さは、すべての根っ子の所から教わることができることです。だから枯れないのです。
世界一といわれた日本の家族を復活させる「家族学」
女性は家族の要で、多様なライフサイクルを送ります。独身から結婚、子どもを生み育て教育し、子供が独立したら、夫婦二人になっていく。
最近は、おばあちゃんの知恵袋が、ほとんど継承されなくなりました。
だから、女性のライフサイクルに即していかに、豊かな生活、不安のない生活、生きがいのある生活を創るのか、それが家族学です。
子育ての方法も、夫婦関係も、家族の中で直面するあらゆる問題を解決する鍵があり、ライフデザインを実現へと創造する活学なのです。
中小零細企業をワクワク繁栄させようという「宇宙本位経営学」
一億総中流社会の日本を支えたのが中小零細企業だったのです。ここにもう一度戻らなければなりません。
この国を支えてきた立派な経営者には共通点があります。祀祭政の経営です。先生が経営の場で一番に教えてくださったのは、「あなたが社長である、社長に注意をしてくれる人は誰ひとりいない。あなたの上に神仏という社長がいると思い、今自分がやろうとしていることが本当に正しいことなのか、お客様が喜んでくださるのか、示唆しなさい」と。
そして、木原先生が提唱されている循環するシステム。
生き残りをかけて、中小零細企業こそ、一丸となって、このしあわせ産業づくりに取り組まなければならない。そのための経営学がコスミカリズムマネジメントです。
これからの時代は、生涯現役で元気でなければいけません。そして、何があってもワクワクして生き残っていかないといけない。だからこそ、今、このことが分かる人づくりが急務なのです。